データベーステクノロジ 唯一の非・ITエンジニアです。
今日はいち事務員の目線から、弊社サービス『chatvery』の誕生の経緯について 紹介したいと思います。
時は(確か)5年ほど前に遡ります。それまで弊社では コミュニケーションツールとしてメールを使っていましたが、全社で 某ビジネスチャットを導入することになりました。
メールにはない さまざまな機能を備えたビジネスチャットの導入。導入当初は非常~にワクワクしたのを覚えています。しかしながら、何年か使っていくうちに 「あれ、これ使いづらくない?」 と思うことが増えてきました。
1.『メール』というツールは結局捨てられない
ビジネスチャットは、閉じたコミュニティ内でのやり取りに特化しています。そのため お取引先との連絡には、やっぱりメールを使わざるを得ないケースがほとんどです。(場合によっては、プロジェクト単位でコミュニケーションツールを導入できることもあります。 しかしながら 中小零細企業にとっては、こちらが選定したツールを採択してもらうのが難しいのが実情・・・)
2.チャット画面とメール画面を行ったり来たりするのが面倒
先述の通り、ビジネスチャットを社内で導入しても、メールも並行して使うことになります。そうすると、メールとチャット、2つのツールからくる通知を気にしておかないといけないんです。すると起きるのが、「どちらかの通知見逃しちゃった」問題です。私もありました。メールとにらめっこしていたら、「チャットで送ったあの話、見てくれてないの?!」と注意されちゃうこと・・・。
3.一度始めたらやめられない(?!)ビジネスチャットの落とし穴
一度、ビジネスチャットを全社に導入してしまったら・・・「やっぱり他のチャットサービスがよさそう」と思ったとしても、すでにやり取りした内容については 容易にはお引越しさせることができません。導入する際に しっっっっかり検討して ベストなサービスを選ぶことができれば お引越しを検討することもないかも知れませんが、本業が忙しく、コミュニケーションツールの選定には さほどコストを掛けられない会社さんも多いのではないでしょうか。。。
そんなこんなで、弊社内で生まれたのが「メールを使ってチャットすればいいのでは?」というアイディア。
1.どうせメールを捨てられないなら、メールを便利に使おう
先述の通り、社外の人とやり取りを行う限り メールを全く使わないことは非常に難しいです。「じゃあ、今使っているメールをチャットに変身させてしまおう!」というアイディアがchatveryの開発に繋がりました。
2.chatveryだけ見とけば何とかなる!
社内でも社外でも、chatveryを介して 連絡すれば、当然ながら chatveryの通知だけ気にしておけば 問題ありません。もし何か他のグループウェアをお使いでも、メール通知機能を設定しておくことで 全ての通知をchatveryへ集約できます。
3.ぶっちゃけ、いつでも辞められる!
chatveryであれば 受信したメールは契約しているメールサーバーに残っています。利用するメールクライアントを変えたくなったら、やりとりの記録はそのまま引き継ぐことができます。
先々、「うちでもSlackやChatwork導入しちゃおう!」と決心するタイミングがきても、何にも心配ありません。
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もちろん、世の中で言及されている通り、ビジネスチャットのメリットにはたくさんのメリットがあります。
しかしながら、メールの強みを活かしながら、『chatvery』を使うことで、副作用を最小限にしたうえで コミュニケーション改善を図るのがベストなケースもあるのではないでしょうか?
弊社の『chatvery』が 緩やかな働き方改革の一助となれば 嬉しいことこの上ありません。( `ー´)ノ