ここからはPC側で
ファームウェアのビルドとMCUへ書き込みを行う環境の設定です
私のPCはWindows10なので公式の手法から最も親和性が高そうなのは
Msys2 on Windowsでしょうか
なのでまずはMsys2をインストールお作法のUpdateをかけてgitの最新版を入れておきます
この辺は以下のページが詳しいです
QMKビルド環境の構築(Windows Msys2編) (外部サイト)
https://gist.github.com/MarchRaBBiT/bd14d97feb614f5a0df560dbed48135c
その後
ここで躓いたんですが
このshでいろいろ必要なものが追加でインストールされるわけですが
Msys2のpacmanだけではなくhttpやhttpsでの取得、インストールも実施されます
このhttpsがネックでして……
セキュリティソフトが証明書周りに介入していたらしく
証明書の整合が取れず一部のソフトがインストールできずにqmk_install.shが完了していました
こうなると必要なソフトが足りずビルド時にエラーになります……
さて、必要なソフトがインストールされればあとはMCUに書き込みましょう
まずは左手用と決め込んだMCUをUSBでPCにつなぎ
git cloneしたqmk_firmwareディレクトリの直下で
を実行
が表示されれば
MCUのRSTとGNDをピンセットでショートして書き込みモードにします
その後
が出て完了!!
次は左手用MCUを右手用MCUに差し替え
を実行
が出れば
MCUのRSTとGNDをピンセットでショートして書き込みモードにしま
あっ
(ピンセットがズレてRESと5Vをショートしてしまった)
パチッ!!
と嫌な音がしましたよ!!
まずはUSBコードを引っこ抜きました
恐る恐る再度つないでみると……
ぎゃーす!!
LEDが一つお亡くなりに!!!
そしてなぜか右手をつないでいるのに左手のように認識されている!!
正常時は右手を書き込んでもUSB上キーボードとは認識されないはずなんですが……
なぜか普通にFortitude60と認識されてしまっている……
もう一回書き込みなおしてみますか
を実行
が出たので
MCUのRSTとGNDをピンセットでショートして書き込みモードにします
今度は大丈夫
ちゃんと
が出て完了!!
そしてUSBと接続すると……やっぱ認識されてしまう……
というか左手は大丈夫なんだろうか……
キーキャップ付けてないのでLEDまぶしいですし
BACKLIGHTを光らないようにして転送しなおしましょうか
いったん出来上がっているqmk_firmware/.buildを削除左手のMCUをUSB接続してもう一度
で左手に転送!!
ちゃんとUSBドライバとして認識されますねー
ってLED光りっぱなしやん!!
OFFにしたのに!!
あー……MCU両方イカれちゃったかなぁ……
リセット方法がわからんので同じものがないか探してみましょう
お、Amazonで売られている!!
USB-C側もイカれてると困るので秋月電子さんで
同じものを買いなおします
ついでにUSBとMCUの配線がもうないですし
もうちょっと余裕を持たせたいのもあるので
配線材も併せて買っちゃいましょうか
とりあえず代替品の到着待ちを待ちます……
(つづきます)